ブレグジットショック（Brexit）と今後-東京カフェ会通信

今回はブレグジットショックと今後についてのお話です。

ブレグジットショックで市場大荒れ

6/23に英国でEU離脱の是非を問う国民投票が行われました。前評判では英国残留となっていたにも関わらず、結果は離脱が勝利。その日、世界で為替や株価が荒れました。日経平均は1200円以上下げ、史上9番目の下げ幅でした。これをブレグジットショックと呼ぶそうです。

ブレグジットとは？

ブレグジット（Brexit）とは、英国のEUからの離脱のことです。英国（Britain）と離脱（Exit）を組み合わされた造語です。

ブレグジットショック後の相場

ブレグジットショック後の相場はというと、先週はある程度戻しました。「実はそこまで影響ないのでは？」との噂が立っていました。しかし昨日、英国のファンドが資金を凍結したニュースがあり、また値を下げました。「やっぱり影響はあったんだ！」と噂になりそうです。低値で行ったり来たりする展開です。

気になるのは今後どうなるかですが、7/5のテレビ東京で上図のようなグラフが出ていたので紹介します。これまでにあった大暴落後のパターンと合わせると、1,2ヶ月後にまた下げて再び上昇するパターン（パターン③）と合うそうです（2番底）。8/9は悪い指標（ブレグジットショックの影響）を受けて、株価が下がるんだとか。ただ、市場は往々にして何が起こるかわかりません。この状況がピンチなのかチャンスなのかはわかりませんが、落ち着いて行動することが大事です。

この記事を書いた人：中野史雪