~日本政府観光局が発表した訪日外国人客数~
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更新日:2016/09/26
日本政府観光局が発表した8月の訪日外国人客数は、前年同月比12.8%増の204万9000人でした。11月半ばには年間累計2000万人を超える見通しです。
少し前まで都心は買い物をする訪日外国人で溢れていましたが、最近は少し落ち着いたように感じます。実際、外国人の消費は5カ月連続で減っており、8月の免税売上高は126億円でした。円高や中国の景気後退、先行き不安など様々理由はありますが、人数が増えたのに売り上げが下がっているのは、客単価が下がった証拠です。
客単価が減った分、人数でカバー。と考えてるかどうかはわかりませんが、日本政府は2020年の訪日客4000万人を目標として掲げています。あと4年で倍、というのはかなり大きな目標です。それだけの人数を受け入れる体制をまず整えるべきでしょう。
上記のものはこれから整えるべき体制と言えます。
国も「4000万人来てくれたらいいなー」と考えているだけではなく、目標達成のため、さまざまな政策を図っています。
それぞれの政策の細かいところは調べる必要がありますが、このあたりの関連銘柄であればこれから伸びることが期待できるのではないでしょうか。
2020年=オリンピック=箱物の建設物=建設業
このようなイメージがあるため、もちろんそれら銘柄でもよいですが、注目されている分、投資してもあまり大きなリターンは期待できません。
少し目線を変えて、まだ注目されていない優良株を探したほうがリターンを見込 めます。楽しく銘柄探しができるならなお良しですね。
※投資は自己責任です。本投稿は特定の銘柄を推奨するものではありません。
この記事を書いた人:中野史雪