政策不安で株価も不安?トランプの政策の行方-東京カフェ会通信

~アメリカで一体何が起きているのでしょうか?~

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政策不安で株価も不安?トランプの政策の行方

更新日:2017/3/28

3月27日NYダウ平均は0.22%下げ、8日連続で下げを記録しました。2月は毎日のように上げ、連日で史上最高値を更新していましたが、アメリカで一体何が起きているのでしょうか?

大統領の政策が通らない

トランプ大統領は、選挙中に過激な発言を繰り返してきました。就任後も様々な大統領令に署名し、実行力を示してきました。しかしここに来て陰りが見えてきました。

まずは入国禁止令の差し止めを巡る問題です。トランプ大統領はイスラム圏からの国民・難民を差し止める大統領令を発令しましたが、最終的に連邦裁判所が差し止められ、この問題は決着しました。

そして24日医療保険制度改革案(オバマケア)については、代替法案の調整を行ってきましたが、24日、法案の調整が難航したため法案を撤回しました。

トランプ大統領の政治手腕に疑問

オバマケアの廃止はトランプ大統領の目玉政策の一つでした。そのオバマケアの代替案が見送られたことで、大統領の実行力が疑問視されています。

これまで株価上昇は政策実行の期待によるものです。市場がもっとも注目しているのは”大型減税”と”大規模インフラ投資”ですが、これらの政策も実行時期が遅れたり、そもそも法案が通らないのでは?と疑い始めています。

もしも法案が通らないようなことがあれば、株価の暴落は避けられないでしょう。ただ、現在のところNYダウの最高値から▲3%程度なので、8日連続下げの割にはそこまで悲観もされていないようです。

いずれにしろ、トランプ大統領のリップサービスに支えられてきた株価ですが、これからは本当の政治実行力が求められます。まだまだトランプ大統領に振り回されるマーケットが続きますのでご注意を。


この記事を書いた人:中野史雪

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