レバレッジの力を活用する

レバレッジとは、てこの原理を意味します。重いものは、自分の力だけ動かすのは大変です。しかし、てこを使えば簡単に動かすことができたりします。このように小さな力を何倍にもして使うことをレバレッジと言います。

私はこのレバレッジの力を上手く活用させてもらっています。社会人になってわりと早い段階のあまりお金のない時期に不動産投資を始められたのも、またビジネスとしても収益をいただけているのも同じくこの力のおかげです。

投資家になるにせよビジネスオーナーになるにせよ、レバレッジの力を活用しない手はありません。投資家とビジネスオーナーでは活用するレバレッジの種類は異なりますが、原理は同じです。

• 投資家はお金のレバレッジを活用する
• ビジネスオーナーは人のレバレッジを活用する

例えば、不動産投資で考えてみましょう。500万円の物件で利回りが10%の場合、全額自己投資で始めれば500万円の投資に対して年間50万円のリターンが見込めます。

それでは、条件の同じ物件を購入するのにレバレッジの力を活用した場合を考えてみましょう。50万円の自己資金で450万円を銀行から借り入れて不動産投資を始めるとします。その場合、自己資金50万円に対して年間50万円のリターンが生まれることになります。もちろん銀行への返済もあるのですが、この差はとても大きなものです。

ちなみに、このような投資した資本に対して得られる利益の割合のことをROI（return on investment、投資利益率）と言います。

投資を始めるにせよビジネスを始めるにせよ、この力を上手く活用することが成功への近道です。