不動産営業マンの本音、さまざまな会社

実はこんなことを考えてました

不動産営業マンの本音、さまざまな会社

自らが不動産投資家として勉強会を主催していることもあり、これまで多くの方々と出会ってきました。その中には、さまざまな業種の経営者はもちろん、複数の不動産会社の代表の方ともお話しする機会がありました。

素晴らしい考えをお持ちの方もいれば、そうでない方もいらっしゃいました。ここでは不動産営業マンの本音の数々をご紹介します。

そもそも何故、不動産営業マンの本音を聞けるのか?

これについては、単純にお客さんを紹介してほしいからでしょう。不動産営業マンからすると、私のように初心者向けに不動産投資についての勉強会を開催している人を味方につければ、良い見込み客を手にできるかもしれないと考えるからです。不動産会社の事務所や会議室などで紹介に関する話をいろいろと聞きました。

結局のところ、その不動産営業マンがどういった物件を扱っているのか聞いておかないと紹介など到底できません。私自身が本当に良い物件だと思えたら紹介してもいいと考えています。その流れで深いところまで話し込んでいくと、ほとんどの不動産営業マンが本音で話してくれます。(実際には自分が購入したことのある信頼できる不動産営業マンにしか紹介は出すことはありませんが。)

不動産営業マンの本音「家族とかには売らないですね」

さて、最初の不動産営業マンの本音です。特定の社名や名前は伏せますが(と言いますか覚えていないのですが)、そのときの会話はよく覚えています。「なかなか良い物件はないですね。家族や身近な人には到底勧められるような物件ではないです。」とはっきり不動産営業マンの本音が出てきました。

一体どれくらいの不動産営業マンが、確実に負けるであろう物件をお客さんに売りつけているのでしょうか?確かに、彼らからしたら仕事なので物件を売って稼がないと話になりませんが、お客さんが確実に損をする物件を売ってばかりというのは考え物です。

お客さんを負けさせて自分たちが勝つことは短期的には可能かもしれません。ですが、長期的にみるといろいろと問題が起こってくるはずです。物件は信頼できる不動産営業マンから買いたいものです。その不動産営業マンとはそれきりの付き合いになりました。

不動産営業マンは言う「合コンやりましょう!」

こんなパターンもありました。その不動産営業マンの方が参加する完全に仕組まれた合コンです。最初は友達や恋人感覚で仲良くなり、最終的には物件を買わせるというパターンです。

大体が新築物件ではないでしょうか。好意を持たせて買わせるのですから、この場合は売るものはなんでもいいのかもしれません。この話にも乗ることはなかったです。

良い不動産営業マンの本音「お客さんを勝たせることが第一です」

紹介を求める参加者と紹介が欲しい不動産営業マン。それぞれのニーズが合うのであれば、紹介してあげたいものです。不動産会社によってはとても素晴らしい考えを持っている会社もあります。本音の話でも決して自分たちが儲けられればよいと言わないのです。

「自分たちはお客さんを勝たせることを第一に考えています。お客さんが勝てない物件は扱いたくないのです。」

はっきりとそう言ってくれる不動産営業マンから物件を購入できたらいいと思いませんか?私はそのように思いますし、実際にそこからも物件を購入しています。

おまけ、久々の営業電話

まったく持って残念な不動産営業マンもいるものです。かつての私は不動産投資を始める上で、ある程度有利な立場のサラリーマンだったかと思います。いわゆる「属性」というものです。

独立してから久々に以前お話ししたことのあるような不動産会社の方から電話がかかってきました。こっちは数年前のことですのであまり記憶にない方でした。

不動産営業マン「お久しぶりです!以前、〇〇というところにお勤めだったかと思うのですが、今もお変わりないですか?」
私「今はその会社を退職して独立してやっています。」
不動産営業マン「お勤めではないということですか?」
私「はい。」
不動産営業マン「そうですか、わかりました。失礼します。ガチャ」

サラリーマンとして務めていると融資を受けやすいですが、やめてしまうと厳しいものです。その不動産営業マンは私のことを見込みがないと思い、あっさり態度を変えました。あまりいい不動産営業マンとは言えないですね。

私が不動産を複数件持っているのを知らなかったのが敗因です。

お客さんを紹介してくれませんか?

不動産営業マンから紹介を頼まれることはよくあります。不動産投資そのものは自分自身がやってきて良い手段であると確信しています。また、勉強会をしていると参加者から不動産会社の紹介を頼まれることもあります。

紹介をもらいたい不動産営業マンと紹介してほしいお客さん、確かにマッチングしているのですが、そう簡単に紹介できるものでもありません。紹介をする私としてもそれなりの責任があるかと思っています。紹介先がひどい不動産営業マンだったら、いろいろと問題です。ただ自分たちの利益しか考えていないような不動産営業マンは多いのです。

まとめ

百万単位で紹介料を出すという誘いもあります。ですが、むやみに紹介を出すことはしません。理由は単純で、私が不動産の紹介をすることでご飯を食べているわけではないからです。

私は自分自身でも不動産に投資をし、そこから家賃収入という形で利益を得ています。また、出会った方と良い人間関係を築いていきたいとも考えているので、自分が納得できないものは紹介できません。先ほどと同じ理由で、短期的に勝つことを目的としているわけではないからです。

この記事を書いた人:
不動産投資家 岡竜一

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