キャッシュフローゲームの新ルール?新たな気づき

より楽しめるルールを公開します

キャッシュフローゲームの新ルール?新たな気づき

先日のキャッシュフローゲーム会では全く新しい気づきを得ることができました。このルールを適応すれば、キャッシュフローゲームがより面白くなるだろうと確信しています。今回はそんなキャッシュフローゲームの斬新なルールについてご紹介します。

キャッシュフローゲームでは運の要素も強い

キャッシュフローゲームでは、いかにopportunityカードを引き、そのチャンスを活かせるかがラットレースを抜ける鍵です。そのため、全然opportunityカードを引けずにいると、資産が増えることもなく、このゲームの楽しさを味わうことができません。

初めてキャッシュフローゲームに参加した方にとっては、opportunityを引けずにほとんど何も投資をできずにゲームが終了してしまうと、もしかしたらその後二度とキャッシュフローゲームをプレイしなくなるかもしれません。

また、キャッシュフローゲームを何度かプレイしたことのある方だと、どうやればラットレースを抜けられるかはある程度わかるかと思います。しかし、この場合もラットレースの抜け方がわかってはいるものの、opportunityカードを引けずにいると、正直なところ面白くありません。

キャッシュフローゲームで勝つには運の要素が強いのも事実です。ですが、運の要素をある程度軽減し、プレイヤーの全員が楽しめる方法があります。

opportunityカードの情報を共有する

通常のキャッシュフローゲームのルールにおいては、例えば、opportunityカードで$5の株を買うチャンスを得たとします。その場合、$5で株を買うことができるのはカードを引いた本人だけです。その他のプレイヤーはそのカードを引いた人をうらやましく思い、指をくわえて辛抱するしかありません。

ですが、今回提案するルールは、全員でそのチャンスを共有しようというものです。そうすれば、誰かがopportunityカードを引くたびに、全員に楽しい瞬間が訪れ、チャンスを手にする機会が得られます。

opportunityカードの情報で交渉する

しかし、全員がただ$5で株を買えるようになるだけですと、それもまた面白味がないでしょう。opportunityカードを引いた本人には、やはりより良い思いをしてもらいたいものです。

そこで、交渉です。自由度のある、プレイヤー同士での交渉をどんどん取り入れます。先の例でいうと、$5の株を買えるopportunityカードを引いた人は、自分と一緒に投資をする人たちに情報提供料を受け取れるようにします。

$1上乗せして$6として他のプレイヤーにチャンスを与えるのはどうでしょうか?opportunityカードを引いていないけど$6で株の購入できるのであれば、そのプレイヤーも嬉しいでしょう。そして、opportunityカードを引いて情報を提供したプレイヤーも上乗せ分のお金を得ることができます。

単純にエントリー料として$500をもらう、などでも良いでしょう。納得のいく交渉をいろいろと試してみてください。

人間関係、信頼関係も重要になってくる

実はこのルールを適用すると、プレイヤー同士の人間関係や信頼関係も重要になってきます。良いopportunityカードを引くたびに高額の手数料を要求してばかりいるプレイヤーは、他のプレイヤーがopportunityカードを引いたときに同じように高額の手数料を要求されるかもしれません。その情報すら提供してくれないかもしれません。

一人だけラットレースを抜ければいいという考えを持っていては、良い情報も回って来なくなるでしょう。勝利の鍵は、他のプレイヤーと良い人間関係、信頼関係を築きつつ、全員でラットレースを抜けようと考えることかもしれません。個人プレイからチームプレイのゲームへと変わるのです。

不動産投資のopportunityも同様です

不動産投資のopportunityについても同様です。自分だけでは買えないような高額な物件も他のプレイヤーたちから資金を集めて購入するというのもの手です。

その場合は、物件所有者はopportunityカードを引いた本人ではありますが、共同出資という形でそれぞれのプレイヤーが出資した金額に応じた分配を考慮すればよいでしょう。

現実の世界でも同じ

実は、現実世界でもこういった情報共有は行われています。5000万円や1億といった額の投資はありますが、個人で楽々とこの額の投資ができる人は少ないでしょう。しかし、一口100万円などに分割し、共同出資という形を取れば多くの方に投資のチャンスが訪れます。

そして、これはまたリスク分散にもなるのです。仮に5000万円の資産を持っている人が5000万円の一括投資をするのは大きなリスクです。何か所かに投資先を分散することができれば、リスクの分散にもなります。

まとめ

私が最初にキャッシュフローゲームをプレイしたのは大学生の頃です。そのときに繰り返しプレイした経験は、現在の投資活動において大いに役立っています。不動産投資然り、一口100万円の投資然りです。

キャッシュフローゲームは奥が深いです。このゲームでの学びは現実世界においても確実に役立つでしょう。皆さんのキャッシュフローゲーム会への参加をお待ちしております。

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